今回はサビキ釣りについてです
これはあくまでも船や係留船でのサビキ釣りの話
今年は遊漁船や係留船で
サビキを使う機会が多かったです
活き餌を使う釣りなんかは
サビキで活き餌を確保しないと話しにならないので
今年はいろんなサビキを使いました
コマセカゴもいくつか試しました
僕はサビキ仕掛けを使うとき
コマセカゴはだいたい2~3種類持っていきます
写真左から
・サニーカゴA
・ラークカゴ小
・コマセ袋
コマセの放出する量や出方がそれぞれ違うので
状況によって使い分けます
でも、一番好きでよく使うのが
コマセ袋
とにかく手返しがいい
「棚に届くまでに詰めたコマセが網目から出てしまうのでは?」
と思われがちですが
そんなことないです
他の2つに比べると投入時に多少コマセが出てしまいますが
ちゃんと棚に届くまでコマセは袋の中に入っています
漁師さんたちもコマセ袋が安価で使いやすく一番だと言ってます
しかしデメリットもあります
<コマセ袋のデメリット>
・針が袋に引っかかる
次にラークカゴとサニーカゴの比較です
下の隙間はラークカゴのほうが若干広い感じですが
上穴はサニーのほうが多くあいています
このあたりの違いでコマセの出かたに微妙な違いが出るかもしれませんが
この2つに極端な違いは無いような気がします
ちなみにこれは僕が普段持ち歩くサビキたち
これだけあってもお気に入りはだいたい決まっています
特にハヤブサ製のサビキはよく使いますね
こちらは他のサビキに比べ、アピール力は抜群
但し少し高価です
アジの型が大きい場合、針の大きさは9号~12号を選びます
細ハリスのほうが喰いこみは良いのですが、手前マツリの原因になりやすいので注意が必要です
<アピールタイプサビキのデメリット>
・目立つのでフグにやられやすい 仕掛けを回収したらサビキ針が半分無くなっていたことも・・・
上記の写真にはありませんが
ハヤブサ これ一番 金袖鈎 ハゲ皮サビキも好きでよく使います
細ハリスで手前マツリが頻発するときは、安価なものでないと出費がかさみます
これもは安価ですが、実際にアジ・サバ・イワシと実績のあるサビキです
基本的に僕はスキンよりもサバカワやハゲカワなどの魚皮タイプが好きです
特に理由はないですが
人によっては魚皮のほうがアクションが付きやすいという方もいます
サビキ釣りも他の釣りと一緒で、細糸のほうが断然喰いこみがよく
ハリも小さいので吸い込みがいいです
なので僕はハリス3号~1号あたりの数種類をだいたい持参していきます
ハリス1号以下のものも一応持参しますが、手前マツリを起こしやすく
手返しが悪くなるのであまり使いません
なかなか釣れないときはどうしても
カラフルだったり装飾が派手な目立つサビキを使いたくなるものですが
それがかえって逆効果になることもしばしばあります
サビキ仕掛けは見た目や種類うんぬんよりも
棚とりとコマセの同調のほうがすごく重要です
それと、釣りあげた魚がどの針に付いていたかは必ずチェック
それだけで遊泳棚が分かったり
群れているのか?散っているのかがわかることもあります
安価に手軽な釣果が得られるサビキ釣りは僕も大好きです
そして意外と奥が深かったりするところが面白い
たかがサビキといえど意外と奥深いものです